様々なヘアケア商品に使われている「ローズマリー」は、抗酸化・血行促進効果のある優れたハーブです。
そんなローズマリーを使ったリンスを、わが家では家族全員で愛用しています。
頭皮は経費毒が気になるところでもあるので、ナチュラルなものを^^
本記事では、ローズマリーリンスの作り方や効能、使用感などをレビューしています。
【YUICO】「私らしくサスティナブルな暮らし」を楽しむ29歳。2児の母。家庭菜園や保存食づくり、ナチュラルな子育てなど家族でエコ生活をしています。2023年エシカルコンシェルジュ取得。
ローズマリーリンスの作り方
早速、ローズマリーリンスの作り方をご紹介します。
【完成量100ml】
- ローズマリーチンキ85ml
- クエン酸10g
or お酢10ml - グリセリン(あれば)5ml
- 保存瓶
※グリセリンが無い場合はチンキを90mlにしてください
※ローズマリーチンキが無い場合はこちら
ローズマリーリンスを入れるガラス容器を煮沸消毒します。
ポンプ式で遮光のガラス容器があると便利です。
容器にローズマリーチンキ、クエン酸(お酢)、グリセリンを入れます。
グリセリンは保湿の役目を果たしますが、無くても髪はサラサラになります。
お酢は、りんご酢でも大丈夫です。
蓋をしっかり閉めて振り混ぜたら完成です。
ローズマリーチンキが無い場合は?
ローズマリーチンキが無い場合は、ローズマリーを鍋で10分ほど煮てエキスを出したものを使っても大丈夫です。
ローズマリーチンキは完成まで約1ヵ月かかるので、すぐにリンスを作りたい方は鍋を使いましょう。
ただし、チンキの方が抽出できる成分が多いので、お湯で煮出すよりおすすめです。
ローズマリーチンキの作り方はとても簡単なので、お湯で煮出したものを使っている間にチンキを作ってしまいましょう。
ローズマリーリンスの日持ちの目安は?
ローズマリーリンスの日持ちの目安は2週間ほどだと思っておきましょう。
冷蔵庫で保管した場合は1ヵ月ほど持ちます。
ただし、これはチンキを使用してローズマリーリンスを作った場合の話しです。ローズマリーを煮出して作った場合はより早く使い切ることを心がけましょう。
チンキはアルコールなので、腐ったりカビたりするリスクが減るからです。
ローズマリーリンスの使い方
ローズマリーリンスの使い方に特別な方法はなく、シャンプー後に髪全体に塗布して洗い流すという一般的なやり方です。
普通のリンスとの違いは、ローズマリーリンスには抗酸化・血行促進効果があります。
ヘアトニックとしても使えるので、髪だけでなく地肌にも塗布して指でマッサージすることもできます。
ローズマリーリンスの恩恵を存分に受け取りましょう^^
お風呂からあがって髪をタオルドライした後に再度毛先のみに塗布すると洗い流さないトリートメントになります。
とてもおすすめなので是非やってみてくださいね。
ローズマリーリンスを使う際の注意点
ローズマリーリンスには酸性のものが入っているので、目に入るとかなり痛いです。
また、傷口にもしみるので注意が必要です。
特にお子さんが使う場合は気を付けてくださいね。使う家族がいれば声かけをしておきましょう。
ローズマリーリンスの使用感
ローズマリーリンスを手のひらにのせると、グリセリンのとろみを若干感じるものの、ほぼ水に近いテクスチャーです。
普通の市販のリンスに比べて手のひらにとどまりにくいですが、それにも慣れます。
チンキをたっぷり使っているので、ローズマリーの良い香りがしっかりめにします
シャンプーだけでは残る髪のきしみはとても和らぎますし、グリセリンが髪をしっとり仕上げてくれます。
ハーブの力は化学物質のような不自然な即効性はないので、緩やかな効果を楽しむものになりますが、髪も地肌も健やかなまま過ごせています。
シャンプーとの相性は?
ローズマリーリンスを手作りしたい方の多くは、石けん系の優しいシャンプーを使っているのではないでしょうか?
ローズマリーリンスは石けんシャンプー(アルカリ性)との相性がとても良いので、両方をセットで使うことで髪や肌にやさしく仕上がりもよくなります。
私はミヨシさんの泡石けんにアロマ3滴と太白ごま油(小さじ1)を加えて使っています。
ローズマリーリンスの効能
ローズマリーリンスの効能には、抗酸化・血行促進作用があり、抜け毛を防止したり頭皮をケアしたりすることができます。
ローズマリー自体は、どちらかというと地肌にアプローチしてくれます。
髪をサラサラに保つ役目はクエン酸(お酢)が担っています。厳密に言うと、クエン酸にサラサラ効果があるというわけではありません。
石けんシャンプーした後のアルカリ性に傾いた髪や地肌がリンスで中和されることできしみが緩和されています。
ローズマリーリンスの作り方まとめ
最後に、ローズマリーリンスの作り方のポイントをまとめます。
- 容器は必ず煮沸消毒すること
- グリセリンやチンキが無くても作れる
- クエン酸でなくても
お酢やりんご酢でOK - チンキを使うか煮出すかで
日持ちの目安が変わる
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