わが家の味噌づくりは私と息子の仕事。
手作りするとその家の味となって、家族の健康を支えてくれます。
【YUICO】「私らしくサスティナブルな暮らし」を楽しむ29歳。2児の母。家庭菜園や保存食づくり、ナチュラルな子育てなど家族でエコ生活をしています。2023年エシカルコンシェルジュ取得。
準備するもの
【自家製味噌の材料】
- 大豆・・500g
- 米麴・・500g
- 塩・・(A)220g(B)30g
- アルコール、または焼酎(消毒用)
せっかく自分で作る味噌なので、ぜひ素材にはこだわってほしいところです。
特にお塩はミネラルたっぷりの無精製のものなど、良いものを用意しましょう。
ジップロックで作るメリットとデメリット
ジップロックで作るメリットは、ラクなところ。
空気を抜きやすく、管理もラクなので初心者向けと言えるでしょう。
ただ、わが家で実際にあったことですが、ジップロックが破れ漏れてしまった時は結構大変(笑)
場所によっては色も匂いも取れにくいです。
また、マイクロプラスチックが味噌に溶け出す心配や、味噌を使い終わるとそれはゴミになる可能性も。
慣れてきたら繰り返し使える安全な保存容器がおすすめです^^
琺瑯容器で作るメリットとデメリット
琺瑯容器で作るメリットは、におい移りの心配がなく、繰り返して使えること。
それに見た目もよく、丈夫で長く使えます。
わが家は日本製の野田琺瑯さんを使っています^^
お米は2kg、味噌は3kg入り、ぬか漬けにもおすすめの容器です。
琺瑯容器で味噌を作るデメリットは、ジップロックよりカビの管理が心配ということ。
最後にラップを丁寧に張るのもジップロックにはない手間です。
- 容器をしっかり消毒する
- できる限り空気が入らないように味噌を入れる
- 表面に塩をふっておく
これらを徹底し、カビを防ぎましょう◎
ちなみに白カビは発酵が進んでいる証拠とも言えるので、心配いりません。
味噌の作り方
たっぷりの水に一晩つけます。
よく混ぜておきましょう。
ザルにあげた大豆を圧力鍋に移します。
新たにたっぷりの水を入れて加圧20分。
(水と大豆の量は圧力鍋の規定以上入れないように!)
大豆が指で簡単につぶれるくらいの柔らかさが目安。
煮汁はとっておきます。
すりこぎと木べらでつぶしていく。
フードプロセッサーがあると便利◎
粒つぶが少し残るくらいに仕上げると空気が入り発酵しやすくなる。
大豆が冷めたら②を加えてよく混ぜる。
耳たぶくらいの柔らかさに仕上げる。
(固いようなら残しておいた煮汁を加えながら調整)
【ジップロックの場合】
空気がなるべく入らないように心がける。
ジップロックのチャック付近の味噌に少し塩を振っておく。(カビ対策)
【琺瑯容器の場合】
味噌を手で丸め、軽く叩きつけ空気を抜きながら容器に入れていく。
味噌を平らにしたらその上に塩を振り、ラップをぴっちりかける。
重しになるようなものをのせて、容器のふたを閉める。
風通しの良い暗いところで保管する。
【熟成期間】
- 夏仕込み・・3ヵ月
- 冬仕込み・・6ヵ月
3ヵ月頃に1度混ぜておくと発酵ムラを防げます。
私が味噌を家で作る理由
生きている味噌を食べたい
「生きている味噌とそうでない味噌がある」
いつも行くスーパーの味噌売り場を思い出してみて下さい。
そこは常温の陳列棚?それとも冷蔵でしょうか?
そう、生きている味噌は常温だと発酵が進んで味が変わるため、冷蔵保存が基本。
けれどほとんどのスーパーの味噌売り場は常温なのです。
私は心身の健康のカギは「腸」が握っていると思っているので、発酵食品である生きた味噌は家族みんなで日々摂取したいところ。
そう思ったのが味噌を家で作り始めたきっかけです。
家庭の味は家族の体に合っている
味噌を家で作るもう1つの理由。
それは「家族の手」で作ることで、自分たちの体に合う味噌になるから^^
私は九州生まれ九州育ちなので幼少から甘めの味噌を食べてきました。
ですがわが家で仕上がった自分たちに合うはずの味噌は、あまり食べたことのないような味、色でした(笑)
今はすっかり慣れて、たまに実家で食べる甘い味噌汁を不自然に感じるほど^^
「マイ味噌」がどんな仕上がりになるのかという楽しみや、菌を育てるワクワクは自家製ならではですよ^^
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