「家庭でチンキを作るならびわの葉は必ず入れておいてほしい!」
そう思うのは、びわの葉は全身のあらゆるトラブルに使え、万能薬としてわが家で大活躍しているからです。
本記事では、びわの葉チンキの作り方・使い方・効能をまとめています。
【YUICO】「私らしくサスティナブルな暮らし」を楽しむ29歳。2児の母。家庭菜園や保存食づくり、ナチュラルな子育てなど家族でエコ生活をしています。2023年エシカルコンシェルジュ取得。
びわの葉チンキの作り方
早速、びわの葉チンキの作り方をお伝えします。
- びわの葉
- 保存瓶2つ
- 40度以上お酒
(ウォッカ、ホワイトリカー、焼酎など)
保存瓶を煮沸消毒しておきます。
カビのリスクを減らすために必ずおこないましょう。
びわの葉についた汚れを簡単に洗い流し、水気を完全に乾かします。
びわの葉をハサミで細かく切っておきます。
びわの葉を力を込めてギュッと揉んでおきます。
びわの葉からエキスをより抽出できるようにします。
保存瓶にびわの葉を詰めます。
私はいつも瓶の9割くらいまでギュッと詰めています。
びわの葉がひたひたになるくらいまでお酒を注ぎます。
しっかり浸かりきることが大切です。
冷蔵庫で3ヵ月かけてエキスを抽出します。
最低でも1日1回は瓶を優しく振って、中身を天地返しします。
冷蔵庫を開けて目に付く場所に置けば忘れません。
エキスの抽出が終わったら濾して、エキスを別の保存瓶に入れます。
取り出した葉は、さらしで包んでお風呂に浮かべて入浴剤がわりに◎
びわの葉チンキの日持ちはどれくらい?
びわの葉チンキは冷蔵保存で1年以上持つと言われています。
常温でも2.3年持つようですが、個人的には冷蔵庫保管をおすすめします。
もしも化粧水などに加工した場合の日持ちの目安は冷蔵庫保管で1ヵ月ほどです。
びわの葉チンキの使い方4選
びわの葉チンキの使い方はかなり幅広く、どれもおすすめなので全て知っておいてほしいほどです。
使い方を覚えて色々な場面でびわの葉を楽しみましょう。
化粧水
びわの葉チンキを水で薄めてグリセリンを加えるだけで簡単に化粧水が完成します。
抗酸化作用があるので老化防止や美白効果も期待できます。
にきびや湿疹などの皮膚トラブルにも◎
湿布
ガーゼやさらしにびわの葉チンキを染み込ませて患部にあてるお手当です。
びわの葉には鎮痛作用があるとされているので、痛み全般をお手当てすることができます。
湿布には温・冷があり、痛みによって使い分けます。
湿布 | 痛みの種類 |
---|---|
温湿布 | 腰痛・肩こり・膝痛・神経痛 |
冷湿布 | ねんざ・打撲・ぎっくり腰・筋肉痛 |
温湿布は長く続く痛みをほぐすイメージです。
冷湿布は熱を持つ急性の痛みに効くイメージで覚えておきましょう。
塗る
びわの葉チンキは塗り薬として使うこともできます。
にきびや吹き出物、すり傷、虫刺され、湿疹、火傷、水虫など幅広く対応可能です。
飲む・うがい
びわの葉チンキを5.6倍に薄めれば、うがい薬や飲み薬として使用できます。
うがい薬にすれば、咽頭痛だけでなく、口内炎や歯痛などの口腔トラブルに使えます。
飲むと胃もたれや胃腸の不調に効くと言われています。
びわの葉チンキの効果・効能
「使い方」で前述していますが、びわの葉チンキには殺菌・鎮痛・抗酸化作用があります。
皮膚や口の中、胃腸まで全身のお手当てに使うことができるので、一家にひとつ常備してほしいほどです。
また、浄血・抗ガン作用があるとも言われていますが今のところ医学的に証明されているわけではないようです。
ただ、あまりハッキリとは言えませんがびわの葉のパワーの素晴らしさ、助けられたという実際のエピソードを耳にしたことはあります。
また、びわの葉の薬効は冬に高まると言われているので、わが家ではびわの葉チンキ作りは1月の手仕事になっています。
びわの葉チンキの作り方のまとめ
最後にびわの葉チンキの作り方のポイントをまとめます。
- 洗った葉は必ず水気を完全に乾かしておく
- 手で強く揉んで
エキスを抽出しやすくする - 使用するアルコール度数は40度以上
- 完成したチンキの保管は
冷蔵庫がおすすめ
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